Internet Explorerってご存じですか?インターネットを見るときにクリックするeのマークのアプリです。
実はこのアプリのサポートが2022年6月16日に終了します。
えっ・・?サポートが終了するとどうなるの?サポート終了されたらどうすればいい?代替のブラウザはどれがいいの?オススメは?
今回は、そんな疑問にお答えします。
Internet Explorerのサポートが終了すると、どうなる?
インターネット閲覧アプリ(インターネットブラウザといいます。)は、開発者によって新たな機能や個人情報を保護する機能を追加したり、バグや脆弱性(アプリの不具合によってハッキングされたり、データが盗まれたりするなど予期しない動作をするもの)を修正しています。また、インターネットでの通信上の決まり事がいろいろと変わっていっていますので、それに対応できるようにアップデートを重ねています。
サポートが終了することで、今後アップデートが行われなくなるので、
・Webページのレイアウトが崩れたり、ログインボタンがうまく機能しなくなる。
・Webページを見るだけで個人情報やクレジットカード情報がハッキングされて、盗まれる可能性がある。
・ウイルス対策ソフトでも防げないような、未知のウイルスに感染させられてしまう。
といった不都合がでてきます。
なので、インターネットに繋いでいないパソコン以外は、必ずサポートされていて更新されているインターネットブラウザを選びましょう。
インターネット閲覧アプリ(インターネットブラウザ)の役割は?
Webページをみるときには、そのホームページのデータが置いてあるアドレス(URL)から設計データ(HTML,画像等)を取ってきます。
ブラウザは、取ってきた設計データを組み立てて、表示するのが主な役割です。
設計データは、国際規格によって定められているので、決まりを守りさえすれば、どのようなインターネットブラウザでも、結果は同じになるのです。
代替ブラウザ候補は以下の3つ!筆者が使ってみた感想と良かった点悪かった点
Google Chrome(グーグルクローム)
インターネット検索といえばの「Google」が作成しているインターネットブラウザです。今や誰もが使っていて、シンプルで早いのが特徴です。
良い点
- 動作や起動が速い。
InternetExplorerに比べると、アプリの起動もWebページが表示も速いんです。 - 便利な拡張機能が沢山公開されている。
chromeウェブストアというところから、拡張機能を無料でダウンロードでき、様々な機能を追加出来ます。例えば、
・Webページ全体のスクショを取ってくれる機能
・Twitterの更新をリアルタイムで通知してくれる機能
・Webページの内容が更新されていたら通知する機能
・他のパソコンをリモートコントロールする機能
などなど、沢山あります。 - 自動的にアップデートされて、セキュリティも安心。
アプリは常に最新のものにアップデートされるので、手間もかからないし、セキュリティの心配もありません。 - Googleアカウントと連携すると、お気に入り(ブックマーク)やWebサイトのパスワード、クレカ情報を自動保存してくれる。
私が一番気に入っているのが、ここ。
もしパソコンが壊れても、新しいパソコンでChromeをいれて、Googleアカウントと連携すると、お気に入りやWebサイトのパスワードまで全て復元してくれます。
スマホにもChromeを入れることができるので、スマホでのお気に入りやWebサイトパスワードもパソコンと連携できて便利です。
悪い点
- 拡張機能を入れすぎると、遅くなる。
拡張機能は便利ですが、多く入れると起動が重くなったりします。3~4つぐらいにとどめておくのがベスト。 - パスワード保存をし始めると、(他のブラウザに移ったりする移行が面倒で)やめられない。
私は、100ぐらいのWebサイトのパスワードを管理しているので、今更ほかのブラウザには変えることが出来なくなりました・・・。
GoogleChromeで役に立つ拡張機能については、下記リンクから!
(https://ishikawa-life.site/archives/629)
GoogleChromeのダウンロードはこちらから!
(https://www.google.co.jp/chrome/)
Microsoft Edge
InternetExplorerの事実上後継ソフト「Microsoft Edge」です。内部的には、GoogleChromeとソフトを利用しているので、ページが表示されるまでの速さや拡張機能もChromeとほぼ同じです。
良い点
- パソコンにデフォルトでインストールされている。
Windowsならば、どのパソコンでもインストールされていますので、別途ダウンロードしたりしなくてもよい所がいいですね。 - Chromeで利用できる拡張機能も使える。
ChromeもEdgeも内部的に「Chromium」というソフトを使っていますので、chromeウェブストアの拡張機能が使えます。 - 最初から入っているWebキャプチャ機能が便利。
Webページのスクショを取る機能がデフォルトでついているのは便利ですね。 - Microsoftアカウントと連携すると、お気に入り(ブックマーク)やWebサイトのパスワード、クレカ情報を自動保存してくれる。
こちらはChromeと同様ですね。 - InternetExplorerモードでInternetExplorer専用サイトも読み込める
InternetExplorerが準備されており、どうしてもInternetExplorerじゃないと読み込めないサイトも開くことができます。
悪い点
- Chromeと同様で、パスワード保存を始めるとやめられない。
内部的にはChromeと同じなので、使い始めると止まらなくなりますね。
ちなみにとても質問が多い「InternetExplorerモード」の使い方についてはこちらの記事に書いてみましたので、ご参照ください。
↓下記画像をご参照ください
Mozilla Firefox
Chromeが主流となる前に流行っていたブラウザがFirefoxです。最近では、プライバシー保護を強化しており、追跡型広告をブロックしたりする機能がついています。
良い点
- プライバシー保護機能が標準搭載。
当サイトにおいても、広告配信業者から広告が掲載されていますが、この広告は閲覧者がどのようなものに興味があるかによって内容が変わります。
何に興味があるかは、よく検索するキーワードなどから推測され、「トラッキング(追跡)」なんて言われています。それらを自動的にブロックする機能が搭載されています。 - 拡張機能もChromeに負けないぐらい多い。
Chrome以前より歴史が長いので、拡張機能も豊富に有ります。 - Firefoxアカウントと連携すると、お気に入り(ブックマーク)やWebサイトのパスワードを自動保存してくれる。
これは、ChromeやEdgeなどと同じですね。
悪い点
- ごくまれに、Firefoxでは閲覧出来ないサイトがある。
abema.tvなどはFirefoxに対応していないサイトです。(閲覧はできるが、映像が乱れる可能性あり)
今後シェアが下がってくるにつれて、対応しないサイトが増えてくる可能性があります。 - パスワードの自動保存のためにつかうアカウントがGoogleアカウント、Microsoftアカウントに比べると、なじみがない。
新たにアカウントを取って管理をするのは、面倒くさいですよね。Firefoxを使うためだけにアカウントを取るのは、なかなか負担がかかることかも・・
Mozilla Firefoxのダウンロードはこちらから
(https://www.mozilla.org/ja/firefox/)
インターネットブラウザはどれも横並びになってきた!
そんな中オススメなのは「Chrome」と「Edge」!
どのブラウザを利用していても、機能はおなじ、速さもおなじになってきているんですよね。
なので、私はパソコンやスマホとの連携がとりやすいインターネットブラウザがいいのではないかと思います。
よってオススメは、「Chrome」「Edge」です。Androidスマホをお持ちの方は、もれなくGoogleアカウントを持っていると思いますので、スマホとパソコンの連携が取りやすくなるChromeはオススメです。もちろんMackintoshやiPhoneやiPadにもChromeはありますので、Apple製品をお使いのかたでも利用できます。
パソコンのみをよく使う方やプライベートとビジネスで使うアカウントを分けたいという方は、パソコンにデフォルトで搭載されているEdgeを使うのがいいでしょう。
ブログやホームページの広告が気になり、プライバシーを重視したい方は、Firefoxをオススメします。