Windowsパソコンを使用しているときに、いらないキーのNO.1ともいえる(?)のが「Insert」キーです。
今回は、Windowsのレジストリを使用したInsertキーの無効化方法についてご紹介します。
Insertキーの役割は?
「Insert」は英語で”挿入”という意味ですが、その昔は文書入力の際はデフォルトで上書きモードになっていたそうな。
その上書き⇔挿入モード切り替えにInsertキーが使われていました。現在ではほとんどのアプリケーションが挿入モードがデフォルトになっているので、いらない子となってしまいました。
ちなみに上書きモードが役に立つ場面としては、同じ文字数のものを上書きしていくとき。
予め入力している郵便番号を変更するとき(7桁の番号9200000→9490112に変更する場合)などの固定長のものを連続して上書きするときです。
レジストリでInsertキーを無効にする方法
方法1:レジストリエントリーを追加する
1.スタートアイコンクリックし、 アプリの一覧から「W」項目までスクロールして「Windows アクセサリ」を探します。
「Windows アクセサリ」をクリックします。 その中に「メモ帳」がありますので、メモ帳を起動します。
2.下記内容をペーストして、「名前を付けて保存」をします。
ファイル名は、「insert無効化.reg」にします。
3.作成したファイルをダブルクリックして、実行します。
4.再起動すると、insertキーが無効化されています。
Windows Registry Editor Version 5.00
[HKEY_LOCAL_MACHINE\SYSTEM\CurrentControlSet\Control\Keyboard Layout]
"Scancode Map"=hex:00,00,00,00,00,00,00,00,02,00,00,00,00,00,52,e0,00,00,00,00
方法2:regedit.exeを使用して無効化する
1.WindowsキーとRを同時押して、”regedit”と入力し、OKをクリックします。警告も出ますが、OKをクリックします。
2.HKEY_LOCAL_MACHINE > SYSTEM > CurrentControlSet > Control > Keyboard Layout
を選択して、右クリックをして、「新規 」→「バイナリ値」をクリックします。
3.「新しい値#1」という項目ができるので、これを右クリックし「名前の変更」をクリックして、名前を「Scancode Map」に変更します。
4.Scancode Mapに名前変更後、また右クリックして表示されるメニューの「バイナリデータの修正」をクリックします。
5.値はコピペできないので、間違いないように下記を入力します。
00,00,00,00,00,00,00,00,02,00,00,00,00,00,52,e0,00,00,00,00
6.入力が完了したら、「OK」を押して、再起動します。
Insertを無効化して、生産性を向上させよう!
フルサイズのキーボードやノートパソコンのキーボードでもBackSpaceキーと間違えて、押してしまいイライラすることがなくなります。
皆さんもお試しくださいね!